後輩からのオススメに従う休日についての一考察。

渋谷デザインオフィスの松尾です。

本日はペイデイにして休日なり。
うまいこと、雨もあがって透明感のある青空。そんな午後。

弊社東京南支店のトーミヤ嬢の強力なるオススメに従って、
やってきましたのはこちら。



日本画専門美術館の山種美術館が日本橋から広尾に移転。
開館記念特別展は「速水御舟展」です。



速水御舟は日本画家として将来を嘱望されながら、
実に４０歳という若さで急逝しています。
洋画の手法や、キュビズム的な大胆な表現を取り入れたり、
はっとさせられる画面構成が魅力的。

そんなダイナミックで、時として不安定で、個性的な表現のなかに、
御舟の自然に対する心優しい目線を感じます。

日本画で背筋がゾクゾクしたのは久しぶり。
余白ですら存在感があるんです。もうベタ惚れです。


ほれてまうがなー！！


自分の惚れっぽい気質を差し引いてもすごいぞ！速水御舟！

マツオは原則「図録」は買わないのですが、 ← モノが増えるのがいやなんです
今回は迷わず買っちゃいました。つまりそのくらいよかったのです。


「速水」といえば・・・・(￣▽￣)


アタシのなかでは「ガラスの仮面」の速水さん（紫のバラの人）
だったけど、もうひとり増えたわ・・・。うふん。

（あ、この辺わかんない人はスルーでお願いします）


さてさて、広尾から恵比寿までふらふらっと歩いて１０分。

ああ、感動の後には、ちょっとコバラがすいたかも。
恵比寿でおやつ、といえばここに決まりです！



鯛焼きの「ひいらぎ」さんです。
タコ公園のそば、といえばわかる人にはわかるはず。



こちらの鯛焼きは、皮の表面はあくまでもぱりぱり。あんこはしっとりたっぷり。
オヤツ時には行列ができます。
会社のオンナノコにお土産にまとめて買って行くおじさまも多し。



いっこくださいなー（￣▽￣）



早速いただきまーす！はふはふ。

あ、みなさん鯛焼きは「アタマ」からいきますか？「しっぽ」から？



マツオは、アタマからぱくっと頂きます。
ひいらぎさんの鯛焼きは「しっぽ」まであんこがつまっているので、迷いナシ！

どうです！このあんこの艶っぽさ。皮もさくさくしっとりです。

さくさくのしっとりのとろんとろんですよ！！



ああ、今かなりしあわせだ～アタシ。

そんなほかほかした幸せ感を抱えながら、向かったのはこちら！



六本木ヒルズです。
ママン、また来たよ～！！

この巨大クモ「ママン」。
マツオはロンドンのテート・モダンのタービンホールでも観ています
愛に溢れていて、好きなんですよね。

さて、六本木ヒルズに来た理由。

弊社渋谷支店設計課のノダ君の強力なるオススメに従って、
「THIS　IS　IT」を観に来ました。
そう、マイケル・ジャクソンの最後のリハ映像。

「超よかったっすよ～！！！！絶対観てください！！！！！！」

と、先週激しくオススメいただきました。
どうしよっかなーと思っていたので、背中押してもらってありがとう。

公開もあと数日ということもあって、場内満席！
水曜でレディスデーで、さらに大混雑（＠＠）



ネット予約してあったチケットを発券するのにも行列です。



マイコー、もちろんスゴイ。MTV世代としてはたまらんです。
ちなみに楽曲で最も好きなのは「Smooth Criminal」。
ミュージック・クリップもお気に入りでした。懐かしい。


「ボクがキューを出すんだよ！」


・・・いや、それ打ち合せした段取りと違うし、マイコー( ´Д`)

マイコーも勿論すごい。
でも舞監の仕切りがとにかく素晴らしいんですよ。
スーパースターを輝かせるのは、バックステージのスタッフあってこそ。

ゲネプロ（最終通し稽古ですね）演ってたら、またちがっていただろうなあ。
ゲネやらないうちに、逝ってしまったMJ・・・。

こうして、後輩のオススメに従って過ごす休日は、
急逝した天才に触れる一日となりました。