ヘーベルハウスのインハウスデザイナーチーム
「東京デザインオフィス」の日々。
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渋谷デザインオフィスの松尾です。
引き続き、「おたがいさまblog」番外編・北欧デザインの旅
ストックホルムでの最大の目的は、
アスプルンドの「森の墓地」を見に行くことでした。
世界遺産にも登録されています。
ランドスケープデザイン、と言われても不勉強なマツオ。
研究者の解説を読んでもどうもいまいちわからんし。
目で見て、手で触れることが出来るものの解説なのに、
なんでああもわかりにくい表現を好むんですかね。(人のせい)
ということで、写真集で見た「こりゃすごい!」という衝撃を、
実際にこの眼で見て感じることにしました。
さて、「森の墓地」にはよく晴れた朝に訪れました。
世界遺産ではありますが、黄色かったり青かったりする著名ガイドブックには殆ど掲載されていないせいもあって、この時も観光客はいませんでした。
・・・と、いいますか、誰もいません!
異国の墓地にマツオひとり。ぞくぞくするのは感動のためだと思いたい。
エントランスから、「聖なる十字架」までの長い小道。
「こりゃすごい!!」
実際に来てみても、それしか浮かばない語彙の貧しさよ。とほほ。
北欧の自然と、人間の営み(ここでは「死」)が融合しています。
しかし、「死」がもらたす暗さは全く感じません。
森の中で眠る。北欧の死生観の一端に触れた気がします。
「森の墓地」の機能は、確かに死者のためのものです。
ですが、実はここを訪れる生き残りし者のために存在するのかもしれません。
心穏やかに、「生」を見つめることができる。
そして何よりも自然に最大の敬意を払うデザインの力を感じます。
素晴らしい経験ができました。
ストックホルムに行かれる際には、是非是非訪問してみてください。
ほんと、ええもんみました。(吉村風)
引き続き、「おたがいさまblog」番外編・北欧デザインの旅
ストックホルムでの最大の目的は、
アスプルンドの「森の墓地」を見に行くことでした。
世界遺産にも登録されています。
ランドスケープデザイン、と言われても不勉強なマツオ。
研究者の解説を読んでもどうもいまいちわからんし。
目で見て、手で触れることが出来るものの解説なのに、
なんでああもわかりにくい表現を好むんですかね。(人のせい)
ということで、写真集で見た「こりゃすごい!」という衝撃を、
実際にこの眼で見て感じることにしました。
さて、「森の墓地」にはよく晴れた朝に訪れました。
世界遺産ではありますが、黄色かったり青かったりする著名ガイドブックには殆ど掲載されていないせいもあって、この時も観光客はいませんでした。
・・・と、いいますか、誰もいません!
異国の墓地にマツオひとり。ぞくぞくするのは感動のためだと思いたい。
エントランスから、「聖なる十字架」までの長い小道。
「こりゃすごい!!」
実際に来てみても、それしか浮かばない語彙の貧しさよ。とほほ。
北欧の自然と、人間の営み(ここでは「死」)が融合しています。
しかし、「死」がもらたす暗さは全く感じません。
森の中で眠る。北欧の死生観の一端に触れた気がします。
「森の墓地」の機能は、確かに死者のためのものです。
ですが、実はここを訪れる生き残りし者のために存在するのかもしれません。
心穏やかに、「生」を見つめることができる。
そして何よりも自然に最大の敬意を払うデザインの力を感じます。
素晴らしい経験ができました。
ストックホルムに行かれる際には、是非是非訪問してみてください。
ほんと、ええもんみました。(吉村風)
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